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クルツSPz 11-2装甲偵察車(ドイツ語:Schützenpanzer SPz 11-2 Kurz)は、1950年代に開発され、西ドイツで運用された装甲偵察車である。 原型車両はフランスのオチキス社のフランス陸軍向け試作車両TT6であり、1958年から1962年の間に軽装甲型2,374輌が調達された。うち1,600輌余りがマギルス・ドイツ社でライセンス生産された。 == 概要 == 唯一の武装は砲塔のイスパノ・スイザ社製の86口径20mm機関砲HS820である。ペリスコープを備え、500発の弾薬を備えていた。800~1,000発/分の発射速度を持ち、通常の交戦距離は400~1,200m、最大射程は7,500mであった。砲塔の旋回は手動で行われ、粗動と微動の2段変速であった。〔Karl Anweiler, Rainer Blank: ''Die Rad- und Kettenfahrzeuge der Bundeswehr 1956 bis heute.'' S. 292〕また、隠蔽用の発煙弾発射機を3基備えている。 乗員は砲塔に車長、車体前部に操縦手、後部に無線手、小銃手2名の計5名で、車長および操縦手にはペリスコープ、小銃手には50mm防弾ガラスの視察孔が設けられていた。〔Karl Anweiler, Rainer Blank: ''Die Rad- und Kettenfahrzeuge der Bundeswehr 1956 bis heute.'' S. 292〕 330Lのタンクを備え行動距離は400㎞近くに達した。超壕能力は1.5m、超堤能力は0.6mで60%の傾斜を登坂できた。また0.7mまでの渡河能力を有している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クルツSPz 11-2装甲偵察車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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